ぽやーっとゲームプレイ日記。
メダリスト 7巻
フィギュアスケートシーズン真っ最中にメダリスト新刊!

全日本ノービスの出場権を獲得したいのりちゃん。ただ、まだ跳べない3回転ジャンプがあるためその習得を急ぐ必要がある。予選で優勝したことで注目度が上がり、有能なジャンプコーチが優先的に来てくれることになりました。それこそが多少の無茶をしてでも予選で優勝を狙った司コーチの策だったんですよね。ここで登場するハーネス。よくロシア女子の話題で名前を目にしていた器具だけど、こういう物だったのかーと興味深く見てました。

これにより3回転フリップ&ルッツを跳べるようになってしまった。サクサク展開すぎて、まあここからまだ一波乱あるんだろうなと思っていたら、練習中に司先生が怪我をしたことで責任を感じたいのりちゃんがルッツを跳べなくなってしまうという試練が。ジャンプコーチに助けを求めて2人で新潟に向かうことに。ここの新潟への車内での描写がほのぼのしてて良かったですねぇ。司先生といろんな話ができてワクワクしてるいのりちゃんがとても可愛い。

ハーネスでのジャンプ練習を経て、ジャンプコーチから提案されたのは、3回転ルッツを飛び越して4回転サルコウの習得でした。これは予想外!いのりちゃんはここまでスケーティングスキルや表現力の選手で、ジャンプに関してはそこまで天才的には描かれていなかったので、ライバルより先に4回転に着手するとは思っていなかったな。回転速度が速いのでできるのでは?という見立てのようです。

いのりちゃんは幅跳び系のジャンプみたいなので、幅のあるジャンプで4回転をやるとさぞかし迫力があるだろうなぁと思うんですが、小さい頃から4回転を跳ぶことで怪我の心配もありますよね。でも、今はノービスやジュニアの子の方が高難度をバンバン跳ぶ時代だし、これはこれで逆にリアルなのかもしれないですね。怪我で泣く展開にだけはなりませんように・・・。

4回転を身に付けることで光ちゃんのスコアを超える可能性が出てきたわけですが、光ちゃんもまだ隠し玉を持っていそうなんですよね。実は既に4回転を跳べるとかそんな感じのやつが。たぶん今回の大会では大差で負けるんじゃないのかなーと思ってます。ここで勝っちゃうとこの先の展開も難しくなりそうだし・・・。でも負けたとしてもあのコンビなら乗り越えてくれるだろうという信頼もあるので、しっかり見届けたいと思います。

思いがけず4回転時代に入ってしまいそうだけど、スケーティングが綺麗といういのりちゃんの特徴は失くさないでほしいな。ジャンプの成否だけで決まるような感じにはなってほしくないんですよね、この漫画は。ジャンプ構成の不利をスピンで埋めた以前の大会のように、総合力で競うところを見たいなと思ってます。それにしてもノービスで4回転を跳んだら、シニアになる頃には一体どんなことになってるんだろうか。どこかでまた一気に時間を飛ばすかもしれないですね。
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時をかけた少女たち 文庫版

なんか無性に読みたくなったものの、引っ越しの時に処分してしまったこの漫画。電子書籍化されていない、作者がもう亡くなっているからこの先電子書籍化される可能性も低い。中古屋を探してもなかなか見つからない。ということで、久しぶりにヤフオクを使いましたよ。しばらく見ない間に随分取引が楽になりましたねー。

せっかくなので持っていなかった文庫版をゲットしてみました。平安〜鎌倉編、戦国編、天下統一編、幕末・新撰組編の4冊が刊行されているようです。西洋編は文庫化されていないみたいですね。まあ、いずれ探して手に入れるとしよう。

文庫版も巻末の後書きがあって単行本の時とは違う内容でちょっとだけお得。ただ、最後の幕末編だけカバー裏のコメントと後書きがなくてあれ?と思ったら、発行日が亡くなった後だったんですね。それを見て切なくなりました・・・。天下統一編が出たのが亡くなる少し前だったみたいなんだけど、その時の後書きに病気で入院して手術してを繰り返してるみたいなことが書かれていて、そんな中でも頑張って描いていたんだなと思うと、さおさら切ない。

作者はかやまゆみ先生。元々はティーンズハートの幽霊事件シリーズの挿絵をやっていたことで知ったんですよね。あの当時、少年漫画ばかり読んでいた私を見て、母親が「たまにはこういうのも読めば?」と連れて行ったのがピンクの背表紙のティーンズハートの売り場でした。で、その時新刊コーナーに並んでいたクリスマス幽霊事件を、表紙の絵が可愛いという理由で買ったのが最初のきっかけ。ちなみに母親は題名を見てもっと可愛いのを買えばいいのにと言ってました。ミステリー好きだったんだもん・・・。その後幽霊事件シリーズは最終作まで10年以上買い続けることになるわけですが、まあそれは置いておいて。

で、幽霊事件の初期の作品が挿絵の人によって漫画化されていることを知り、それを探している時に時をかけた少女たちシリーズに出会ったわけですね。歴史に詳しいわけではなかったんだけど、基本的に少女漫画なので読みやすいし、歴史モノだけにドラマティックになりやすいし、面白かった。新刊が出る度にウキウキ買ってました。なんかもういろいろ思い出して懐かしい気分になる。

文庫版では年代順に並べて収録されているので、初期の作品と後期の作品が入り交ざっている状態になってます。なので結構絵柄の変化が目につくけど、そこまで大きく変わってるわけではないので多少の違和感レベルかな?幕末編は最後の方の作品ばかりなので全体的に絵が綺麗です。初期の絵は丸っこい感じがあって可愛らしい。

年代順になったことで、出てくる人の繋がりも掴みやすくなって当時とは別の楽しみ方ができるのが良いですね。例えば、平安・室町編の最初は木曽義高と大姫のお話なんだけど、その次は義高の両親の木曽義仲と巴御前の話なんですね。これ、確か大姫の方が1巻で巴御前の方は4巻あたりに収録だったので、読んでた当時はなかなか2つの話の繋がりにピンときてなかったんだけど、こうやって続けて読めると面白いなと思います。悲劇性も増す気もするけど・・・。

ただ、歴史が繋がっているだけで物語自体は別々の読み切りなので、例えばいろんな話に出てくる北条政子様が話によって良い人だったり悪い人だったりするのも、これはこれで面白い。頼朝様はどの話でも悪人風味に描かれてるのもなんか面白い。信長と濃姫のラブラブ話の後で、お市の主役の話では信長夫妻が不仲として描かれていたりするのも、なんかちょっと面白い。描かれたのは濃姫の話の方が後なのでこの辺は仕方ないんですけどね。

印象に残っているのは、源実朝とその妻のお話です。今回無性に読みたくなったのは大河ドラマの影響で実朝の名前をよく耳にするせいかなと思う。本当は妻を大切に思っているけれど、自分はいずれ殺されるかもしれないから妻を巻き込まないために興味がない振りをしていた。そんな2人が文をやり取りすることで愛を育んでいき、最終的に実朝が詠んだ和歌を2人で編纂して金塊和歌集を愛の形として残す、というお話。実朝の妻に関しては資料がほとんどないので大胆に脚色したということを当時の後書きに書いてあった気がするんだけど、金塊和歌集を2人で作ったというのはオリジナル設定だそうです。でもすごく素敵だなと感じたので、今でも思い出すくらい印象に残ってるんでしょうね。

時代的にどうしても悲恋が多いので、ハッピーエンドな感じで終わった伊達政宗のお話も好きだな。光秀、信長、秀吉あたりもハッピーエンド風味に終わってるけど、この辺は歴史が有名すぎてその後の展開をどうしても考えてしまうよね・・・。幕末編も、唯一桂小五郎だけはハッピーエンドだけど、他はどうしても行きつく先は悲劇なんだよね。悲劇だからこそドラマティックなんだろうけども。この切なさが良いんだろうけども!
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メダリスト 6巻
熱血フィギュアスケート漫画の新刊!今回も熱かったなぁ!

全日本ノービスへの出場を賭けた中部ブロック大会。前巻は他の選手たちの気迫のこもった演技が描かれていましたが、いよいよ主人公いのりちゃんの出番!他の選手たちに比べて高難易度のジャンプが少ないいのりちゃんだけど、司コーチは優勝させると言い切った。どうやって優勝を目指すのかドキドキ。

手持ちの技をカードデッキで例える場面があったけれど、他の選手に比べて跳べるジャンプ(レアカード)が少ない。そのため、戦略が大事になるとのこと。司コーチが考えたのは、完成度を上げてGOEを稼ぐこと。レアカードを増やすのではなく、今ある手持ちカードのレベルを上げる道を選んだ。難易度は低くても綺麗なジャンプ、着氷、スケーティングと積み重ねることで得点を稼ぐことができる。

いのりちゃんは元々スケーティングが上手だと言われていたのでこの戦略は予想通りというか、これしかないというか。現実世界でもダイナミックでスピードあるスケーティングは武器になると坂本選手が示してくれましたよね。ジャンプの種類で負けても他の武器を磨くことで対抗する、なかなか渋い戦い方だ。

が、3Lzや3Fを跳ぶ他の選手に比べるとそれでも点数が足りない。さあ、どうする?というところで、最後のジャンプに3連コンボを入れ、しかもそれが2A-1Eu-3Sというオイラーコンボだったという予想の上をいく展開!単独ではそこまで点数が高くないサルコーだけど、3連の最後に持ってくることで得点源になるんですよね。小学生の段階でそこを武器にもってくるのは予想外でした。個人的に一番熱いポイントだったな!

最後にトリプルジャンプをもってくる強気な戦略に他のコーチも驚いていたけれど、司コーチとしては十分勝算があっての構成だったようで。つまりは、いのりちゃんは3Sがものすごく得意だった(ここ最近の成功率100%)。でもそれを信じて組み込んだコーチも、その思いにこたえて見事に決めたいのりちゃんも凄かった!

ということで、ただ1人ノーミス演技を見せて見事に優勝をかっさらっていきました!カッコ良いぞ!これで晴れて目標だった全日本ノービスへの出場が決まりました。ただ、まだ光ちゃんに対抗するには手持ちカードが足りなそうなので、ここからまだまだ成長イベントがあるんだろうなと思います。さすがにまだ勝てないまでも、ライバル意識くらいは持ってもらいたいよね!

今回新たなジャンプの習得ではなくGOEを稼ぐ戦法を取ったことで、目先の勝利にこだわった悪手だとか言われてたけれど、司コーチの狙いは優勝することで注目を集め、サポートを受けやすい体制を作ることだったのが最後にわかります。例えば強化選手に選ばれるのと選ばれないのではだいぶ違うんだろうし、わかりやすい実績を作るのが大事だという判断だったわけですね。なるほど!と思いました。

全日本まで時間がない状況ではあるけれど、ジャンプコーチを招いたことでいのりちゃんのジャンプがパワーアップするのかな?セカンドループが大好きなのでいのりちゃんが習得してくれると嬉しいけど、どうかな?次回も楽しみです!
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メダリスト 5巻
今シーズンのフィギュアスケートも終了しましたね。ロシア問題でゴタゴタしたけど、終わってみれば清々しい大会だったな。女子の表彰台は全員ニコニコで五輪の怖い空気の表彰台とは対照的だった。こういうのが見たかったんだよ!

フィギュアスケート漫画・メダリストの5巻!

ノービスの中部ブロック予選。光ちゃんと戦うためには全日本まで辿り着かなければならないと知り、初出場ながら突破を目指すいのりちゃん。一気にいろんな選手が出てきて正直名前はまったく頭に入ってこなかったけど、みんなの大会に賭ける思いがすごかった。

本命の欠場で全員にチャンスがあるという状況は、奇しくも今年の世界選手権と似た感じなのかもしれない。チャンスを掴もうとそれぞれが戦略を立てて全力を出そうと頑張る姿がとても熱かった。いよいよいのりの出番!というところで次巻に続いてしまったので、次の巻が出るまで気になって仕方ない!なんでこんないいところで切るんだよ!!

今出ている情報だと、いのりちゃんはトリプルサルコウとダブルアクセルを習得した段階で、それ以上のトリプルジャンプはまだなのかな?となると、トリプルルッツのコンビネーションを跳ぶような選手には届かないと思ってしまうところだけど、あのコーチが何の根拠もなく優勝させるとは言い切らないと思うので・・・。

彼女の強みはスケーティングの上手さと技の完成度だったと思うので、GOEとPCSで稼ぐ戦略なのかな?まだ2回転ジャンプ練習中の頃にスピンの難度を上げてジャンプ1本分の得点を稼いだことがあったけど、その延長線上というか。だとしたら漫画としての魅せ方も難しそうだけど、それだけに楽しみです。

漫画だと主人公がジャンプの天才というのが描きやすそうだけど、この漫画の場合ジャンプに関しては人並み程度みたいな感じなので、描き方が他と違っててそれが面白いなと思います。とはいえ、ジャンプの天才の光ちゃんに対抗するにはどこかで劇的にレベルアップも必要になるんだと思うけれど。

まあ、まだノービスだし、このままじっくり成長を描いていってくれるといいな!
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ウィッチウォッチ 4巻
いやぁ・・・気付いたら2月ですよ。元気です!

元気ですがなんだかやたら眠たくて、シレンみたいな集中力が必要なゲームができません。絶対に途中で凡ミスして死んじゃう・・・。

そんな中、ウィッチウォッチの4巻を読みました。

守仁VS狼男の戦いの続きからですね。まあ、負けるわけないので心配はしてなかったけど、思ったより苦戦したなという印象です。でも本当に頼りになるな、守仁くん。

ギャグタッチで終わるかと思ったら魔女が思わぬ展開になって、シリアス話にいきたそうな気配も見え隠れしてますね。ということは、ギャグをやっているうちは打ち切りの心配はないということかな?個人的にはすごく好きなんだけど、あまりジャンプで人気出そうな感じもしないので、打ち切りは正直なところ覚悟してるよ!でも続いてほしいよ!

ケイゴくんは予想通り仲間入りしたけど、同居までするのは予想外だった!どんどん住人が増えていくけど、まあこれはこれで楽しいか。ケイゴとネムちゃんという新たな絡みが出てきたのも今後が楽しみです。ケイゴも結構気軽に変身しちゃう体質みたいなので、いろいろかきまわしてくれそう。

ちょっと変わったクラスメイト系のエピソードは、前よりは楽しめるようになったかな。それでもやっぱりぶっこむのが早い気がするんだよね、メインキャラが出ないで脇役だけで話を進めるのは。面白いけど、メインキャラが絡む方がずっと面白い。

ニコ&守仁がデートに行くところで次巻へ続く!久しぶりの恋愛メイン話なので楽しみです。ケイゴも恋のライバルにはならなそうなので、みんなが見守るモードなのがなかなか面白い。みんな良い子だな。ネムちゃんがケイゴとセットになりそうな感じなので、カンちゃんの相方になる子もそのうち出てくるといいね。
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